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自動車も産業機器も
ここからはじまる
1/1000㎜単位まで
こだわった造り
-治具とは
治具とは、加工する部品を固定したり、組み立てたりするのに使う装置のことです。当社ではさまざまな工業製品を作る工作機械の部品を製造していますが、その部品の製品精度を高めるために治具作りから行っています。治具製作は繊細さが要求される作業。1ミクロン単位(1㎜の1/1000)の誤差もチェックし、設計通り作られているかを確認します。
機械ではできない
ことを人の手で
-治具製作のこだわり
治具製作は人の手で行っています。機械は同じものを大量生産することは得意ですが、インプットした動きや、可動範囲での動作しか行えず制約があります。一方で人の手は動きの自由度が高い。治具は製造する部品ごとに仕様が細かく設定してあるため、手で加工や修正したほうが効率が良いのです。治具を作るために使う治具もあり、この作業が如何に細部までこだわっているのかがわかると思います。
善し悪しがあるから
成長を実感できる
-仕事の魅力
人間が行う作業なので、ベテラン社員と入社間もない社員では明らかに精度に差が生じます。でもそこがこの仕事の楽しいところ。数をこなし、経験を重ね、工夫をすることで完成度が高まります。良い治具ができれば、成長が感じられます。
また、ダイレクトな反響が得られるのも魅力のひとつです。工作機械の部品はクライアントに納品しますが、治具の納品先は自社の製造部。発注者も社内にいます。そのため、良いものを作れば「使いやすかった」や「設計通りのものをありがとう」といった声がもらえます。「これはどう作ればいいのだろう?」と迷ったときもアドバイスが受けられるのも嬉しいポイントです。